シネマティック・アーキテクチャ論

参考資料

映画

La Jetée / Rengoku Eroika / Eeverything is Born at Night / Inception
From above left: La Jetée / Rengoku Eroika / Everything is Born at Night / Inception

ラ・ジュテ(1962) クリス・マルケル 監督
去年マリエンバードで(1960) アラン・レネ 監督
ほしのこえ(2002) 新海 誠 監督
ストーカー(1979) アンドレイ・タルコフスキー 監督
煉獄エロイカ(1970) 吉田喜重 監督
Koolhaas Houselife(2008) Ila Bêka 監督
すべては夜から生まれる(2002) 甲斐田祐輔 監督
パワーズ・オブ・テン(1968) チャールズ&レイ・イームズ 監督
BLOW UP 欲望(1966) ミケランジェロ・アントニオーニ 監督
インセプション(2010) クリストファー・ノーラン 監督
惑星ソラリス(1972) アンドレイ・タルコフスキー 監督
Manufactured Landscapes(2006) Edward Burtynsky 監督
(以上、都市・建築ワークショップ「シネマティックTOKYO」)
リミッツ・オブ・コントロール(2009)ジム・ジャームッシュ 監督
(EXPERIMENTAL WORKSHOP「film・architecture・art → 謎<リアル>を作る試み」)
折鶴お千(1935) 溝口健二 監督
晩菊(1954) 成瀬巳喜男 監督
(以上、ワークショップ「建築の錬金術 シーズン1 & 2」)
マトリックス(1999) ラリー&アンディ・ウォシャウスキー 監督
ニュー・シネマ・パラダイス(1988)ジュゼッペ・トルナトーレ 監督
(ESSENTIAL WORKSHOP「シネマティック・アーキテクチャとは何か?」)

インターステラー(2014) クリストファー・ノーラン 監督
LUCY/ルーシー(2014) リュック・ベッソン 監督
華様年華(2000)ウォン・カーウァイ 監督
何も変えてはならない(2009) ペドロ・コスタ 監督
トゥリー・オブ・ライフ(2011) テレンス・マリック 監督
摩天楼(1943) キング・ヴィダー 監督
ジジェク〜変人の映画ガイド(2006) Sophie Fienne 監督
(以上、ESSENTIAL WORKSHOP「映画を建築的に見てみよう」)
アメリ(2001) ジャン=ピエール・ジュネ 監督
(シネマティック・カフェ「物語と建築: フランスの都市空間再生」)
太陽の少年(1994)チアン・ウェン 監督
天安門、恋人たち(2006)ロウ・イエ 監督
(以上、シネマティック・カフェ「映像都市:北京!」)
オランダの光(2003) ピーター=リム・デ・クローン 監督
シャーリー:リアリティのビジョン (2013)  グスタフ・ドイチェ 監督
(以上、シネマティックカフェ in 武蔵野)
ほか

また、吉田喜重の一連の作品、とくに『煉獄エロイカ』(1970)における映像美、とりわけ画面の構成や構図、また、低予算であるが故にロケに頼らざるを得なかったことで、逆にそこで採り上げられた既存の建築空間とその表現方法は、未だ斬新で、ビジュアルから彼の作品を見て行くと、空間における視点の置き所を示唆したり、ビジュアルだけでも物語を語り得ることが分かり、建築デザインのコンポジションや空間構成、ナラティブ創出の参考にもなるのではないだろうか。

同様に、甲斐田祐輔監督の『すべては夜から生まれる』(2002)も、決して誰もが知る作品ではないが、描かれる対象が70年代であることで、夾雑物は削ぎ落とされ、光と闇だけで描かれたミニマルな空間だけが残る、都市や都市エレメントの質感や素材感の捉え方や表現、構成方法を示唆する映画といえるだろう。

Limits of Control / Matrix
Limits of Control / Matrix

書籍

歪んだ建築空間―現代文化と不安の表象」2006) アンソニー・ヴィドラー 著、中村 敏男 訳
ヴァーチャル・ウィンドウ―アルベルティからマイクロソフトまで(2012) アン・フリードバーグ著、井原 慶一郎 訳
Surface: Matters of Aesthetics, Materiality, and Media(2014) ジウリアーナ・ブルーノ 著
The Architecture of Image: Existential Space in Cinema (2008) ユハニ・パラスマ 著
映画の構造分析(2003) 内田樹 著
錯乱のニューヨーク(1978)レム・コールハース 著
(以上、ESSENTIAL WORKSHOP「映画を建築的に見てみよう」)
思想地図〈vol.3〉特集・アーキテクチャ(2009)  東浩紀、北田暁大 著
映画的建築 / 建築的映画(2009) 五十嵐太郎 著
Narrative Architecture(2011) ナイジェル・コーツ 著
建築映画 マテリアル・サスペンス(2013) 鈴木了二 著
映画のなかの現代建築(1996) 飯島洋一 著
映画空間 400選(2011) INAX出版編
映画に見る近代建築―デザイニング・ドリームス (SD選書)(2008) ドナルド・アルブレヒト 著
(以上、ESSENTIAL WORKSHOP「シネマティック・アーキテクチャとは何か?」)

速度と政治(1977) ポール・ヴィリリオ 著
コラージュシティ(1978) コーリン・ロウ 著
シネマ 1(1983), 「シネマ 2」(1985) ジル・ドゥールーズ 著
建築と断絶(1996) ベルナール・チュミ 著
都市のイメージ(1960) ケビン・リンチ 著
パサージュ論(1928) ワルター・ベンヤミン 著
都市 この小さな国の(1997), 都市 この小さな惑星の(2000) リチャード・ロジャース / アン・パワー 著
消滅の技法(1997) ジャン・ボードリャール 著
反解釈(1966) スーザン・ソンタグ 著
物質と記憶(1896) アンリ・ベルグソン 著
壊れゆくアメリカ(2004) ジェイン・ジェイコブス 著
1Q84(2009-2010) 村上春樹 著
(以上、都市・建築ワークショップ「シネマティックTOKYO」ほか)
アースダイバー(2005) 中沢新一 著
(以上、ワークショップ「建築の錬金術 シーズン1 & 2」)
都市ヨコハマをつくる (1983) 田村明 著
個性ある都市 横浜の都市デザイン (1980) 岩崎駿介 著
資本主義の終わりか、人間の終焉か? 未来への大分岐 (2019)
マルクス・ガブリエルほか著 斎藤幸平 編
ぼくらが夢見た未来都市 (2010) 五十嵐太郎 著
反解釈 (1966) スーザン・ソンタグ著
(以上、カフェ&ワークショップ | ヨコハマ再発見)
イレンス ジョン・ケージ (1961) 著
陰翳礼賛 (1933) 谷崎潤一郎 著
第三の意味―映像と演劇と音楽と(1982) ロラン・バルト 著
ルイス・カーン建築論集 ルイス・カーン (1991) 著
En~Circular Vision (2004) 奈良原一高 著
見えない都市 (1977) イタロ・カルヴィーノ 著
(以上、シネマティックカフェ in 武蔵野)

Architecture (2009) , Hiroki Azuma and Akihito Kitada / Architectural Films: Material Suspense, Ryoji Suzuki
Architecture (2009), Hiroki Azuma and Akihito Kitada / Architectural Films: Material Suspense, Ryoji Suzuki